キマRoom!

キマRoom! 導入事例

管理会社が入居率を増やすことに特化した
他にないサービス

株式会社渡辺住研

賃貸事業本部営業部 リーシング課 主任 梶原 彰人様

キマRoom!導入会社インタビュー。今回は、創業40年以上にわたり埼玉県富士見市を中心に地域密着の経営を続け、東武東上線沿線にアパマンショップ加盟店6店舗を展開する株式会社渡辺住研より、管理物件の空室対策に特化した業務を担当される、リーシング課主任・梶原様にお話を伺いました。
  • 賃貸管理
  • 5,000~10,000戸
  • 6~10店舗
  • 店長・責任者
  • 業務担当者

管理でも仲介でもなく、管理物件の空室を減らすことだけに注力

“リーシング課”という部署や業務内容について教えて下さい

空室を埋めるために他の仲介会社さんからの客付けの量を増やしたい、というのが我々の仕事です。弊社の管理戸数は全部で6,600戸くらい、その内、空室300戸ほどのリーシング業務を2名で担当しています。リーシング課が存在することについては、弊社の代表の意向です。管理部門はリフォームや入居者の入居中の対応などが主な業務、営業は仲介手数料などの売上げを上げることが業務なので、そうすると、管理物件の空室を気にしている人がいない。じゃあ空室を気にする人を専門で置こう、というのがきっかけでした。部署自体は10年位前から有ったのですが、他社付けを増やそう、という方針になったのはもう少し最近でこの3、4年前の話です。元々は他社付けを増やすことに関しては皆どちらかというと否定的で、自社の仲介力が強い中で、他社にお願いしても仕方がないだろう、という考えだったのですが、北海道の管理会社さんに視察に行った所、自社で仲介店舗を持ちながら、他社からの申込みの割合が3割、4割ぐらいあるらしいんです。仮に自社仲介が上手くいかなかったとしても、他社からある程度の仲介が見込めれば、空室は減らせるよね、という考えでやられていて、そこから他社付けを増やすという事を意識するようになりました。

手数料売上げのことを考えてしまうと、他社の仲介会社さんと自社の仲介部門とで競合してしまいますが、我々は自社の空室を埋めることがミッションですし、我々にとっての自社の仲介部門は、一番仲の良い仲介会社さんというような存在だと考えています。仲介部門は自社の物件、他社の物件に関係なく、いかに仲介手数料を売り上げるかを考えていますから、そこに対してどうやったら弊社の物件を決めて貰えるのかというヒアリングやお願いをして、自社の仲介店舗が決めやすい環境を作るように努めています。そしてそういった社内で得た要望を他社の仲介会社さんに展開して行くというようなこともしています。

他社に情報を共有するための業務に時間が割けなかった

株式会社渡辺住研

キマRoom!導入以前の”リーシング課”の課題とは?

とにかく人手が足りない。時間が無い。直接売上げが上がる部署ではないので、予算も割いてもらえない。その中でもひたすらマンパワーでとりあえずやるっきゃない、という感じでやっていました。また、弊社の場合は仲介部門が強いので、他社さんにお願いした所で弊社の仲介部門以上に紹介していただける会社さんはあまりいらっしゃらないですし、むしろ仲介どうしでライバルになることすらあります。売上げを上げる部門ではないので、ADなどにかけられる予算は他部署から回して貰わなければならず、限りが有ります。弊社が管理専門の会社であれば、広告掲載も含めて全部OK、好きにして下さい、という事も出来るのですが、弊社の仲介店舗で広告掲載している手前、全物件ネット掲載不可なんです。そんな背景もあって、他社付けを増やそうにも中々増やしにくい環境に有ります。他社付けを増やす、という事だけを考えるなら、やれることを全部全力でやってみたいですが、そもそもの目的が空室を減らすことで、その中の選択肢の一つが他社付け、という事なので、出来ること出来ないことの折り合いをつけながらやっています。繁忙期は自社の仲介部門を手伝った方が決まりやすいので、1~3月はリーシング活動をお休みして、仲介店舗に入って手伝ったりもしています。

そういった背景から、他社さんに情報を見て頂く際に必要なレインズやATBBへの物件登録、公開という業務すらもきちんとできていない状態でした。繁忙期中は特に手が回らなくて、2~3ヶ月更新が出来なかったり、弊社の物件がレインズに掲載出来ていないことにすら気づいていなかったり。やりたいことはあるけれど、なかなか時間が確保出来なくて、ちゃんと出来ていなかったんです。

3つの業務が1つで完結。業務の効率化のために導入を決意

キマRoom!導入の理由、きっかけを教えて下さい

一番初めにお話しを頂いたのは、確か他社さんからの紹介で、志木店の店長に話が行って、正直よく分からない会社だったので、「何言ってるんだろうなぁ」くらいの印象でした。あまりそういった話で導入に繋がるようなケースがなかったですし、予算が厳しい中で、「費用をかけたらこういう効果が有ります」ときちんと上司に伝えられるようなものもあまりなかったんです。

キマRoom!は、ATBBと連動出来るのが我々にとって大きくて、キマRoom!に登録すればATBBに情報が行きます、そこからさらにレインズにも行きます、今まで2つやっていて手が回っていなかったものが、1つになります。さらに、メールで空室一覧の配信も出来るので、3つやっていたことが1つになります、と。我々は業務時間に関しても、あまり残業はするなと、結構効率化については厳しく言われていますので、キマRoom!導入によって業務の効率化が出来るなら、多少費用がかかっても試してみる価値はあるのではないか、という事で導入することになりました。

業務量を3分の1に削減出来たことで、安定的に他社付けを確保

株式会社渡辺住研

キマRoom!をご利用されてどんな効果がありましたか?

どちらかというと、メール配信よりはコンバートの方に重きを置いて使っています。キマRoom!を使うことで、ATBBやレインズといったサイトに安定的に情報を掲載出来るようになってから、安定的に他社付けを確保できるようになってきました。今までは、月によって良い時と悪い時でバラつきがあって、良い時だと他社付けの割合が15%くらい、悪い時だと4%とか5%とか。件数にすると本当に2~3件っていう月も有ったんですが、それが安定的に10%を切ることが無くなりました。

営業マンが物件を探す時って、厳密には何を見てるか分からなくて、聞いても「ATBBかレインズです」とかあまり責任を持った発言をされないですし、聞く側も成約になったタイミングで聞いたりするので、集計し切れていないんです。ただ、キマRoom!を使う様になってから、ATBBやレインズ、メールの一覧と言った色々な形で、安定的に世の中に空室情報を公開出来るようになったことで、見つけていただける機会が増え、山あり谷ありだった他社付けの件数を、単月ではなく毎月、安定して得ることが出来るようになりました。

正直、今まで時間が確保できずに3つあるサービス全てが中途半端な状態になってしまっていたので、業務量が3分の1に削減できたとは言い切れないかもしれませんが、キマRoom!を更新するだけの業務量で我々がやりたかった3つの業務すべてが賄えるようになった、それによって安定的に他社付けを確保することが出来るようになった、というのがキマRoom!で得られた効果です。

管理会社が入居率を増やすことに特化した、他にないサービス

株式会社渡辺住研

キマRoom!お勧めのポイントを教えて下さい

業務支援系のシステムの話があったとしても、なかなか我々のような管理会社のためというか、管理会社が客付けや入居率を増やすことに特化したサービスというのは他の会社さんではやられていないので、ちょうど欲しかったものに出会えたと思っています。

導入して一番メリットがあるのは管理会社で、特に他社に対する空室情報の共有、公開に手が回っていない会社さんには良いと思います。他の業務支援ツールや有料ソフトとか、管理機能も含めたものでこういった他社への情報公開がスムーズに出来るツールがあるかどうかはわからないですが、そういったものを導入していない会社さんにとって利用するメリットは大きいと思います。我々はリーシング課2名でそういったことを全てやり切ろうとしていたので、大変でした。同じように、割ける人数に制限があって、それでもちゃんと他社付けを増やしたいと考えている業者さんにはうってつけだと思います。

明らかに作業効率が良くなるので、削減できる人件費との比較で見れば、費用対効果は導入した方が間違いなく良いです。一度登録しておけばデータも残っていますから、次に募集をかける時にいちいち登録し直さなくて良いですし、レインズだと確か一定期間おくと無くなってしまいますから、そういった手間も省けて、費用対効果は間違いなく良いと思います。弊社でも他社さんでも、当然、効率というのは常に求められるものですし、管理業務において一番費用が高いのは人件費ですから、それが削減できるのであれば、それに越したことは無いと思います。

キマRoom!の場合、システム改善の量と速度が半端じゃなくて、これだけ次々と機能をリリースする所は他にないです。営業の方はまだまだ遅いと仰いますが、少なくとも、止まらない。ある程度作るものを作ったからここでお終い、ということは全く無くて、最初にお話しを聞いた時の機能に比べても、コンバートする部分だけ見ても格段にあれもこれも増えていて、そこだけ取ってみても、お金を払う価値はあると思っています。他の会社さんなんか、「これでその金額取るの?」って思ってしまうものも中にはありますから。そういったことがあるので、色々なものを次にも期待しますし、率直に、こうして欲しいという事をこちらからも言い易いです。おそらく、そういった声があって今の形になって来ていると思うので、これからもそういった取り組みを継続的にやって頂きたいなと思います。

所在地
埼玉県富士見市、他
事業内容
賃貸仲介業・賃貸管理業・リフォーム事業・売買事業・コンテナ事業・資産運用コンサルティング

地元埼玉県西部で地域密着40年。東武東上線鶴瀬駅を中心に、上りは志木駅、下りは上福岡駅の駅前に6店舗にて営業中。地域密着の経営とアパマンショップフランチャイズへの加盟によるネームバリューにより、オーナー様の物件の満室経営を具体的に対策ができていることが私たちの強みです。
URL
https://www.juken-kanri.com/
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